「内臓脂肪って何?」
内臓脂肪…肝臓や腸などといった臓器のまわりにこびりついく体脂肪。
人体にとって、内臓脂肪は「異物」でしかありません。そのため私たちの体は、内臓脂肪が増えると免疫システムを動かしはじめ、脂肪細胞が分泌する炎症性物質が臓器に炎症を引き起こします。
しかし、いくら免疫システムが頑張っても、内臓脂肪ばかりはどうにもなりません。体脂肪を落とすには、食事休み運動でカロリーを減らすしかないからです。
内臓脂肪が減らない限り体はジワジワと燃え続け、炎症性物質で傷ついた血管や細胞が動脈効果や脳梗塞の引き金になります。
これが、「メタボリックシンドローム」の発症プロセスです。
このタイプの炎症には、はっきりとした自覚症状がありません。風邪のようにわかりやすい症状が出ないため、「なんだか体調が悪い」や「よく寝たはずなのになぜか疲れている」といったレベルの謎の体調不良として認識されるケースがほとんどです。
さて、運動しよう。
参考文献